介護にまつわるエトセトラ

看護師・主任介護支援専門員・FP3級のつぶやき

認定結果とリハビリ

介護認定の結果・・・要支援1

 前回までの話・・・

 70歳の時に、父が脳出血で倒れた話。

看護師・ケアマネジャーでありながら父の介護に何の役にも立っていない私でした。

遠くで暮らしていることを、申し訳なく思ったあの頃です。

 

tomotomoco.hatenablog.jp

 認定の結果は要支援1

 思ったより軽い認定だな。という介護度

介護度には7段階ある。一番軽い認定が要支援1。

(要支援2⇒要介護1⇒要介護2・・・要介護5と重くなる)

さて自宅に帰るときには、どんな介護が必要なのか考えないといけない。
幸い、軽い麻痺あるが、歩行は大丈夫そう。

言語障害が残った。

 脳出血で救急車で運ばれた父は、急性期病院から、リハビリのために、リハビリ専門病院に転院しました。

 このリハビリ病院は、回復期リハビリ病院という位置づけの病院です。

この病院の特徴は、リハビリできる適応疾患とリハビリ期間が決まっているのですが、集中的にリハビリをしてくれます。  

                      病院

 私の気持ち・・・どこか他人事

 この段階でも、そうなんだ・・いうどこか他人事感(;。;)

 実際の近くにいないので、どんな状態で、どんな介護が必要なのか見えないし。

今から10年以上前、自分の生活で必死。記憶がないくらい。

覚えているのは疲れ切って、一人で夜ビールを飲んで、朝起きたら飲んだ空き缶がテーブルに置きっぱなしで、なんか段々すさんでいってるな~という思い。

そんな時だったから・・・母に大丈夫?と言ったときの母の言葉

「大丈夫じゃないって言っても、帰ってこれへんでしょ?」

そりゃ帰れないよ。夫単身赴任だし。子ども二人まだ小学生だし。

置いてはいけないし。さらっと言った母・・・きっと深い意味はなかったと思う。

でも悪いな~と思っていた私には、なんだか切ない一言でした。

 

 親の健康管理

私、仕事では、毎日高齢者の相談に乗り、看護師としての知識で、お薬の話をしたりしているのに、自分の両親がどんな病気でどんな薬を飲んでいるのかなんて、あまり気にしてなかったんですよね・・・

お薬はきちんと飲んでいた父。帰省の時になんか飲んでるな~と思っていて

家系的に糖尿病や心疾患が多いので、大丈夫かなと思いつつ、まあちゃんと薬飲んでるし通院もしているから問題ないか~なんて思ってました。実際、動脈硬化の薬を飲んでいたみたいでした。

 もともと健康管理は、うるさいくらいだった父がまさか、という思いがありました。

 

前回も書いたのですが私の仕事は、地域包括支援センターというところで、高齢者の様々な相談に乗っています。

ご家族が、介護保険の認定申請をしたいと相談にいらっしゃることも多くあります。

そのときに、どんな病気がありますか?どこの病院にかかっていますか?と聞いても

知らないご家族も多いです。

お正月、ご家族の通院のことや、病気のこと、お薬の飲み忘れがないか、一度聞いてみてください。

 

                         お薬